2013年6月22日土曜日


今年用の浴衣を2着買ったので、この土日は妻と一緒に谷中~浅草やら神楽坂などのなんとなく着物に似合いそうな街をぶらぶらしました。
浴衣は着つけるのも比較的簡単で、男のものなら10分もあればじゅうぶん。お手軽なのです。


下町というのは和小物や呉服屋が多く、着物を嗜むかどうかで見え方が随分違う街です。
洋服しか知らなかった去年も来ましたが、そういう店や商品がほとんど目に入っていなかったことに気付かされました。

以前は古臭さしか感じなかった麻や藤で編んだバッグや帽子、あるいは木や石などを活かしたオーガニックな小物は着物の着こなしについてとても興味深いアイテムです。
しかも近代ファッションのように複雑化していない分、すごく応用や自由度が高くどう使おうか考えるだけで楽しいですね。


今回は『こうの』さんで見つけたクルミ製のストラップを購入。これは帰ってから根付(帯につけるアクセサリ)にしようと思います。
あとは呉服店の店頭でセールに出ていた浴衣に合う白い鼻緒の夏用のゲタ(1980円)を選びました。








妻もゲタと草履の中間のようなちょっと面白い履物を見つけたようです。
足に触れる面は柿渋の模様が入ったわらじのようになっていて、その下に厚底が合わさって長く履いていても疲れにくいとのこと。デザインも斬新ですね。
『濱松屋』という年季の入った履物店で、店主ご夫婦がふたりとも愛用しているという履きやすさ折り紙つきの逸品。
男物もあったので、僕もそのうち欲しいなあ。


最後に酒屋の店頭でゆったり休憩。
日陰から真っ白な日差しの風景を眺めながら風鈴の音とともにいただくビールは最高です!

引き続き、次回は神楽坂のお話をしましょう。

【和雑貨 谷中こうの】(和小物)
営業:10:30-18:30(無休)
電話:03-3822-5118
所在:東京都台東区谷中7-18-20
http://yanaka3324.sakura.ne.jp/kago.html

【濱松屋】(履物)
営業:12:00-18:30(月曜定休)
電話:03-3828-1301
所在:東京都荒川区西日暮里3-15-5
http://www.yanakaginza.com/koten/hamamatsuya/index.html