2012年12月16日日曜日

 中古着物市場に興味を持ち始めてわかったことですが、意外と今まで身の回りにそれを売買する場は多かったようです。ただ目に入らなかっただけなんですね。


というわけで、今回行ったのは新宿の花園神社の骨董市
ここは毎週日曜日に開かれる古物市場です。そしてそこには着物業者も出入りしているとのことです。公式サイトを見ると、会期が日の出から日没までで、業者がいるのがおそらくは14~15時ということで、なんとも曖昧。
RPGで隠れキャラ探すための情報のよう。

実際に行ってみると、思ったより閑散としています。


着物の業者は一箇所だけでした。

埼玉県のお店で、ワゴン車にぎっしりと着物を詰めて毎週来ているようです。
話を聞くと、毎週業者も不定期に参加するので人が多い時も少ない時もあるということ。
青空市場ってそんなもんらしいです。


ただ、品物は男物も含めていろいろと揃っており、ここでとうとう憧れの正絹アンサンブルを購入!
身長もぴったりで実に運がよかった!

交渉して、10000円を8000円にしてもらいました。
値段交渉もこういう場の楽しみですね。
今回、裾の擦れやカギ傷を見つけた妻がそれを材料に値切った模様。実にエグ…いや、頼りになる女です。

ちなみにアンサンブルとは、長着と羽織が同じ生地で揃って作られたもので、お茶会までの場で使用出来るので、普段使いにはじゅうぶんなレベル。
ドラクエで言えば「はがねのよろい」とかでしょうか。



ただし、こういう店で買うのは目利きが要ります。中古着物は多かれ少なかれ"キズ"がありますから、今回見つけた傷が妥協できるレベルなのか使いものにならないレベルなのか、それを見切る程度の知識は持って挑まなければなりません。

妻にその辺をレクチャーして貰おうと思うので、近いうちにそのあたりも書きたいと思います。







参考:花園神社の骨董市情報サイト